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アスリートからの伝言

できる喜びが、力を引き出す

そして今、ひとりのビジネスマンとして注力している活動のひとつが、バドミントンを通じた子どもたちへの教育だ。「2015年12月から、0~6歳児を対象とした知育教室の経営に携わっています。そして2016年春には、小学校1~6年生を対象としたバドミントンKIDSアカデミーを開校する予定です。目指しているのは、バドミントンで試合に勝つことではなく、たとえば競技人生を終えたあとでも社会に貢献できる人材を育てるてるということです。スポーツを通した教育に力を入れていきたい。もともと教育に興味があったというわけではなかったのですが、自分が親になってから、子どもがいろいろなことを学ぶ機会や環境を作るのは、親次第だなと感じることが多くなって。それで、小さい頃から学ぶ楽しさを体験できる場所を提供したいなと思うようになりました。何かを学び、わかる、できるといった喜びが、これから成長をしていく上でとてもプラスになるし、そうした体験が一人ひとりの子どもたちの能力を大きく引き伸ばすことに繋がると思っています」

自身もジュニア時代のコーチであった父のもとで、いったいいつから始めたのか覚えていないというほど小さな時からバドミントンに触れて育ってきた。その体験から、幼少期からスポーツを始めるメリットをこう分析する。「小学校のときは、何かを教えてもらっているというよりは、まわりのお兄さんたちのやっていることを自分でもやってみたいという好奇心の方が強かったので、新しいことにどんどんチャレンジしながら自然に学んでいったという感じでした。当時は自分でも天才!と思うほど、何をやっても"できた、できた、できた"の連続で、楽しくて仕方なかったですね(笑)。例えば、コートのあそこにシャトルを落としたいと狙うと、大体それができるんです。周囲と比べてシャトルをコントロールする感覚が長けていました。また、相手の次の動きを読みながら動いていたり、そうした戦略的なところも無意識のうちにやっていましたね。こうしたらどうなんだろう、こうやったらもっと強くなるかな、とゲーム感覚で自分で考えながらひとつずつ目標をクリアしていった、その喜びや達成感が原点となって今に繋がっています。子どもの時に体験した楽しさは一生忘れられない宝物になるし、自分の才能に出会えるチャンスでもありますね」